住職はこんな人

ご住職 社会人として勤労のかたわら、見習僧を経て、長い日時を要して僧侶となりました、大念山正福寺住職 福原勝道でございます。

僧侶になるきっかけは、知人が母を亡くし菩提寺に葬儀の読経と戒名をお願いしたところ、布施を180万円求められ、支払が難しいと言ったところ、僧侶から人格を傷つけられる程クドクドと嫌味を言われ、仕方なくサラ金から一部を借り入れをして支払ったという事件でした。 サラ金から借金までして支払う布施とはなんだろう……と。

調べてみると下は20から30万円、上は1千万超までお寺の考え一つで決まってしまう布施。 また僧侶への道は宗派別の縦割りであり、他宗との交流はほとんどないこと。

見習僧のときから考えてきたことは、宗教本来の慈悲の心を持ち、皆様の身の丈に合った布施(用意できない方には無料でも)でお付き合いのできる寺であり、宗派も縦割りではなく、あらゆる宗派の僧侶が一つになることでした。

そして宗派に拘束されない宗教法人の認可を受けました。

その目的は「この法人は釈迦如来の本誓に基づき、在来仏教の布教及び儀式行事を行い、信者及び僧侶を教化育成し、その他この法人の目的を達成するための事務を行うこと」でございます。したがって、あらゆる宗派の僧侶が集える寺となっております。